明日からのDH公式トレーニングに備えて、コース内のセーフティーシステムも、ほぼ完了しました。
私は、昨シーズンの苗場WC開催時は日本にいませんでしたので、ワールドカップのコース内に入るのは、実に20年以上ぶりとなります。まさに“浦島太郎”です。 

リフトやテレビカメラのタワーなど構造物の前には、Bネットが3・4重に張られ、その内側にはエアーマットがおかれます。
このエアーマット、かなり有効だと思われますが、空気を入れっぱなしというわけにもいかず、写真のように、落ち葉を吹き飛ばすブロワーを活用して、空気を頻繁に入れなくてはいけません。
「毎日入れるのか?」と聞いたら、
「毎日じゃない。毎時間だ!」との返答でした。

アルペンレースの安全を確保するための労力は、本当に大変なものです。CIMG0607
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